展示室の「そうはちぼん」。日蓮宗の法要で使う鈸(はち)という仏具で、鍋のふたのような形をしています。
元々は、町おこしのために「羽咋ギネスブック」というのを青年団と一緒に作っていたんです。仲間がお金を出し合い、半年かけて作って市内8,000世帯に無料配布しました。その調査で羽咋の歴史をたどっていると、奇妙なことが書かれた郡誌を見つけました。昭和3年(1928年)刊の『石川県鹿島郡誌』です。
「西山の中腹を東より徐々に西に移り行く怪火を、そうはちぼん、或はちゅうはちぼんと言う」。眉丈山の中腹を、夜な夜な怪しい火が飛んでいたというんです。見たのは、後山にある西照寺の先代住職。まだ若いころ、夜道で目撃したという話でした。
実は「そうはちぼん」とは、日蓮宗で使われるシンバルのような仏具のことなんです。その形はまるで鍋のフタのようなんですね。「これってUFOのことじゃないか!?」と、鳥肌が立ちましたよ。
「これは町おこしに使える!」と思いまして、賛同してくれるメンバーを集めて、1988年に「羽咋青年摩訶不思議倶楽部」というUFO町おこし団体を作ったのが始まりでした。
